「女性が自動車の部品設計の最前線で活躍してるなんて意外ですね、とよく言われます。そう言われるのって実はとっても嬉しくて“意外でしょ? かっこいいでしょ!”って答えています」と語るのはリアスポイラー、サイドステップといった部品設計を担当する近藤早矢香さん

「全員がゼロからスタートするのだから、ひと一倍頑張ってスキルを磨けばトップになれる。とにかく頑張るしかないんです。負けず嫌いの私にはぴったりでした」。技能五輪全国大会の車体塗装部門で入社2年目にして女性社員として初の金メダルを獲得した山本香澄さん

「父がそうだったように人に大切にされるクルマを作る仕事に携わりたい、そんな想いがあってマツダへの入社を決めました」。開発部門でアンダーボディの設計を担当したのち、現在はプレス成形領域でデザイン段階の次期モデルの先行開発業務に携わる三田寛樹さん

「いま私たちが作ろうとしているのはごく自然なブレーキです。クルマ全体の動きと人の操作・感覚が自然と合うブレーキ開発を行なっています」。制動性能開発グループでアテンザのブレーキ開発・実験を担当する開発者、大平仁美さん

「自分の提案に共感をしてくれる人がいて、それが部内で承認され、最初のスケッチが3Dデータになり、クレイモデルに変わり、試作車を経て量産車になる。ものづくりの流れをリードするカーデザインの仕事はとても楽しい」と語るインテリアデザイナーの岩原龍象さん

「自分の手がけたもので誰かを笑顔にできる仕事をしたいと思っていました。そんな理由で学生時代はインテリアを学んでいて、将来は設計の仕事かなと思っていたのですが、全く違う方向にいっちゃいましたね」。そう語るのはシート開発に携わる芦原友惟奈さん

「もっとクルマが好きになる、走るほどに愛着が湧く、そして手放すときにはこのクルマに出逢えてよかったなと思ってもらえるようなクルマを産み出していきたい」と語るのはガソリンエンジンの燃料系部品の設計に携わるエンジニア、下川祐輝さん

「自分が手がけるデザインは上質なだけではなく、そこにこれまでにない新しい価値を見つけていきたい。そしてそれをいち早く取り入れていきたいと思っています」と語るのはマツダのCMF（カラー・マテリアル・フィニッシュ）デザイナー、宇多川舞さん

「エンジンを表現する音にチャレンジしたいんです。そのエンジンの特徴というか個性を音で表現したい。V６やV8の音というくくりではなく、マツダが作ったエンジンの特徴を最大限に音で伝えたいんです」。マツダ車の音と振動を担当するエンジニア、服部之総さん

「実は私、この会社に入ってから運転免許を取りました。しかも最初はAT限定だったんですよ」。そう語るのはマツダを代表するスポーツカー、ロードスターのマニュアルトランスミッションのクラッチシステムを開発した女性エンジニア、石川美代子さん